“人と人とを繋げられるあたたかい場所に”鉄板ステーキ ABAREUMA(八幡西区)

2021年11月12日(金)八幡西区千代ケ崎に「鉄板ステーキ ABAREUMA」がオープンしました。

「鉄板ステーキ ABAREUMA」外観

「ABAREUMA」という店名に込めた思い

気になるのが「ABAREUMA」(暴れ馬)という店名。店主の大久保慶子さんに尋ねると「中学時代の仲良しグループの名前です」と笑いながら答えてくれました。生まれ育ったこの地で飲食店をオープンするにあたり、ご自分の“原点”を店名に込めたそうです。

ABAREUMA おすすめメニュー

「ABAREUMA」のおすすめメニューはヒレステーキと牛スジカレー。取材のときにもご用意いただきました。

ヒレステーキは鉄板で軽く焼いた後に、炭火で炙っているのが特徴。とても柔らかかったです。

炭火で炙ったステーキ。ハート型の鉄板もオシャレです

牛スジカレーはスジの食感がほどよく残っていて、これも美味。

牛スジカレー。煮込めば煮込むほど牛スジがトロトロになるそう

その他、炊飯器で炊き込んで作ったガーリックライスや東京から取り寄せた燻製ナッツなど、厳選されたメニューを提供しています。

 

また、ABAREUMAさんはドリンクにもこだわりを見せています。

生ビールは「アサヒ生ビール マルエフ」。定番の「アサヒスーパードライ」に比べると、まろやかな味わいが特徴です。

マルエフは、アサヒビールより1986年に発売。しかし翌年のスーパードライの大ヒットにより、1993年に缶ビールを終売し、業務用の樽生だけが継続して販売されていました。

このような経緯もあり、マルエフの生ビールは一部の飲食店でしか飲めませんでした。

マルエフのポスター。ガッキーもにっこり

その他、サワーにはリキュールでなく焼酎ベースの「樽ハイ倶楽部 ドライ」を使用。

焼酎も、明るい農村(芋焼酎)、武士者(米焼酎)、黒胡宝(ゴマ焼酎)など他店では見られないラインナップ。関東地方ではおなじみのキンミヤやバイス(ピンク色の割り物)も用意されていて、2018年まで東京に住んでいた筆者は少し懐かしさを覚えました。

ラインナップは、大久保さんご自身の海外や東京でのご経験を取り入れたものだそうです。

「鉄板ステーキ ABAREUMA」店内

厳選されたメニュー。炭火で炙るステーキ、じっくり煮込んだ牛スジカレーがおすすめ

ご自身もお酒が好きだという大久保さん。「笑顔があふれるお店にしたいですね」と語ってくれました

人と人とを繋げられるあたたかい場所に

「ABAREUMAをどんなお店にしていきたいですか?」と尋ねると、「人が好きなので、人と人とを繋げられるあたたかい場所にしたい」と答えてくれました。自分は今まで出ていくほうだったので、今後は北九州に戻ってくる人などを「おかえり!」と迎え入れたいそうです。

「鉄板ステーキ ABAREUMA」さんでどんな新しい縁が生まれるのか、とても楽しみです。

鉄板ステーキ ABAREUMA店舗情報

アクセス

〒807-0803 福岡県北九州市八幡西区千代ケ崎3丁目1-19

最寄りのバス停は本城西団地(西鉄バス/北九州市営バス)ですが、本数がさほど多くないのでご注意を。

営業時間

18:00~翌1:00頃 定休日:火曜日
※年末年始は不定休となりますので、店休日については事前に電話で確認することをおすすめします。

電話番号

093-981-3513

公式Twitter

https://twitter.com/ABAREUMA21_orio