「豊前で、輝け!!」豊前しごと図鑑で見つける新しい働き方と暮らし方 #PR

地方での仕事探しに不安を感じていませんか?

「豊前しごと図鑑」は、福岡県豊前市に特化した求人情報サイト。地域密着型の情報発信を通じて、企業と求職者をつなぐプラットフォームです。

企業の魅力を深掘りし、豊前市で働く人々のリアルな声を発信することで、地元での就職を希望する方や、Uターン・Iターンを考えている方に、働く環境を具体的にイメージできる情報を提供します。

「豊前で、輝け!!」 を合言葉に、求人情報だけでなく、企業の取り組み、職場の雰囲気、地域の魅力までも詳しく発信。就職先を見つけるだけでなく、豊前市での暮らしそのものを支援するメディアです。

さあ、あなたも豊前で新しい一歩を踏み出してみませんか?

▶公式サイト:豊前しごと図鑑

豊前で、輝け!──企業と人をつなぐ「豊前しごと図鑑」

■豊前市の企業と人をつなぐ

2024年10月、豊前市に事業所を持つ企業に特化した求人情報サイト「豊前しごと図鑑」がオープンした。当サイトを運営する株式会社ことろどの吉田翔太さんにお話をうかがった。

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──なぜ豊前市に特化したサイトを作ろうと思われたのですか?

吉田さん:完全に豊前市に特化することで、地域の企業と密なコミュニケーションが取れると考えたんです。東京一極集中や都市部への人材流出を少しでも食い止め、地域企業の人材不足を解消したい。その思いを実現するには、地域に密着した一点突破型の戦略が必要だと考えました。

企業への取材は1社あたり1時間半。採用担当者だけでなく現場の社員にもインタビューを行い、仕事の魅力から会社の特徴、将来のビジョンまでを丁寧に聞き取っていく。形式的な企業情報だけでなく、働く人々の生の声、職場の雰囲気、そして地域との関わりまでを描き出す。一見、手間のかかる方法に思えるが、そこには明確な意図がある。

──そこまで手間をかけて記事を制作する理由をお聞かせください。

吉田さん:ハローワークには求人を常に出している状況なのに、まったく反応がないという企業さんが多いんです。条件だけで比べられる求人票では、企業の強みは見えにくい。特に地方の企業は「働きがい」「企業文化」「ビジョン」を発信しないと、求職者にとって魅力が伝わりにくいんです。

実際の取材では、「いい人材が欲しい」「真面目で誠実な人を求めている」という一般的な回答から、より具体的な人物像や会社の未来図を描き出していく。この過程で、企業自身が新たな気づきを得ることも多い。「こんな特徴があったのか」「若手社員がこんな風に会社を見ているのか」という発見が、採用戦略や会社の方向性を考えるきっかけとなっているのだ。

■豊前という街の可能性

イベントホールを備えたシェアオフィス、コワーキングスペースの「ZigZag」で撮影を行いました。

福岡県の北東部に位置する豊前市。人口2万4000人のこのまちは、今、大きな転換期を迎えている。

──吉田さんから見た豊前市の魅力とは?

吉田さん:何より、新しいことにチャレンジしようという気風があります。行政、民間企業、住民がごちゃ混ぜになって、まちの至る所で面白いことを企てている。特に最近は、地方創生の第一線で活躍する方たちや、新たなチャレンジの舞台を求めてやってくる外の人が豊前市に来る機会が増えました。

私自身も、新幹線のエンジニアという仕事から、この豊前で新しい一歩を踏み出しました。地域の未来を一緒に作っていこうという熱意ある人々との出会いが、故郷である豊前市にUターンするきっかけとなったんです。実際に戻ってみて、たくさんの可能性に溢れた街だと実感しています。

──地域の産業についてはいかがですか?

吉田さん:自動車関連の会社さんは比較的給料水準も高く、引き合いも多いんです。一方で、町工場や飲食関係の企業さんは人材確保に苦心されている印象です。ただ、印象的なのは、そうした企業でも代替わりが進んでいて、お父さんやおじいさんの代から我々と同年代の経営者への交代が進んでいることです。新しい世代が事業を継承し、変革を模索している。今はそんな過渡期だと感じています。

──地域のコミュニティについて、どのような特徴がありますか?

吉田さん:人口2万4000人という規模がちょうどいいんです。人とつながるのもスムーズです。おじいちゃんおばあちゃんから「集落の打ち合わせがあるから来てみない?」みたいな話をいただくこともあります。そういう温かい声かけが日常的にあって、地域の一員として自然に溶け込めるんです。

街の規模感は、コミュニティづくりの面でも大きな利点となっている。北九州市から約1時間という立地は、都市的な利便性と地方の暮らしやすさを両立させている。加えて、豊前市は新たな価値を生み出す場としても注目を集めている。さまざまなレイヤーの人々が新しい可能性を追求している場所だ。

■移住という選択肢

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「豊前しごと図鑑」は、地域の求人情報を提供するだけでなく、「豊前に帰りたい・移住したい」を後押しする情報も発信している。

──具体的な事例を教えていただけますか?

吉田さん:「豊前で働く人々」というコーナーにはさまざまな方が登場します。例えば、北九州から移住して不動産業を始めた元中学教師など。実際に移住された方や新しいことに挑戦している方の経験談を通じて、豊前での新しい働き方や暮らし方を具体的にイメージしていただけるよう心がけています。

──移住を考えている方にメッセージをお願いします。

吉田さん:まずはとりあえず遊びに来てください。今の生活にモヤモヤしていて何か新しいことをやりたいけれど、自分一人ではできない、何をしたらいいかわからないという方にとって、豊前市は大きな可能性を秘めています。具体的に人と繋がることで、何かが動き始めるし、新しい引き出しもできます。

特に、新しいことにチャレンジしたい方にとって、ここは理想的な環境です。行政や民間の垣根なく応援や支援をしてくれるし、物理的に土地もある。そして何より、一緒にチャレンジしてくれる仲間がたくさんいます。北九州のすぐ近くに、新しい人生の選択肢として豊前があることを、多くの方に知っていただければと思います。

豊前しごと図鑑は、今後も企業と人、地域と人をつなぐプラットフォームとして進化を続ける。それは単なる求人サイトを超えて、地域の新しい物語を紡ぎ出すメディアとしての挑戦でもある。

【編集後記】

2024年の3月、イベントスペース「ZigZag」で開催された「ぶぜん食と農の革新会議」に参加して驚いたのは、人と人との距離の近さでした。北九州市も人とつながりやすいと言われることが多いのですが、豊前市はその数段上を行きます。市長も、地方創生のプロも、街のキーパーソンも、属性を問わず同じ場で同じ目線で語り合っていたんです。

今回お話をうかがった吉田さんも、このイベントに登壇していたことをインタビュー途中で思い出しました。豊前市出身の吉田さんが熱を込めて語る姿、そしてそれを温かく見守る参加者たち。どちらも強く印象に残っています。

「自分が生まれ育った街をメディアの力で何とかしたい」という吉田さんの思いは、同じように生まれ故郷でメディアを運営している私にとって、共感するところばかりでした。

丁寧な取材と記事化という、シンプルで着実な吉田さんの取り組みは、きっと街の明るい未来につながっていくはずです。

インタビュー後、吉田さんと宇島駅方面へ歩いていると、吉田さんの知人が声をかけてくれました。最後の最後まで、豊前市の人の程よい距離感を感じることができました。

▶公式サイト:豊前しごと図鑑