北九州下関フェニックス 「AWARD2024」で圧倒的な存在感を示す リーグMVPは中田航大

11月12日(月)、KKRホテル熊本にて「ヤマエグループ九州アジアリーグ AWARDS2024」が開催され、首位打者、最多安打者賞などの個人タイトル(公式記録員賞)とベストナインが発表されました。

中田航大選手がMVPを獲得

今シーズン、打率.436で首位打者を獲得した中田航大選手がMVPに選出されました。中田選手は最多安打、盗塁の個人タイトル獲得に加え、ベストナインにも選ばれました。申し分ない結果を残し、堂々のMVP受賞となりました。

中田選手は「今年NPBに入りたいという気持ちでオフシーズンからやってきて、これだけの成績を残せました。NPBには行けなかったんですが、今年の経験を生かして来シーズンもっと頑張りたいなと思ったので、またこのオフシーズンに練習して頑張りと思います」とコメントを残しました。


ベストナインに7選手が選出

今シーズンのベストナインには、フェニックスからなんと7名もの選手が選出。今シーズンの総合力を表している結果です。

  • 中継ぎ投手:行木俊
    頼れるセットアッパーとして、シーズンを通して安定したピッチングを披露。元NPBの存在感を示しました。
  • 抑え投手:中村総一郎
    火の国サラマンダーズから移籍初年度の今季、守護神としてリーグ最多の14セーブをマークしました。
    コメント「ファンの皆さんのおかげで、優勝することができました。ベストナインと最多セーブのタイトルを取ることができましたので、これを来年に繋げられるようにもっと頑張っていきます」
  • 二塁手:河野颯太
    移籍初年度から二塁の定位置を確保。.383、30盗塁とリーグ屈指の好成績を残しました。
    コメント「たくさんの人のおかげでベストナイン取ることができました。来年はさらにパワーアップした姿を見せられるように頑張っていきます」
  • 遊撃手:平間隼人
    野手コーチ兼任となった今季も、投打でチームを引っ張りました。守備は変わらず抜群の安定感でした。
    コメント「ショートのベストナインを取ることできました。チームも優勝できて最高の一年になりました。これからも頑張っていきます。ありがとうございました」
  • 外野手:中田航大
    首位打者、最多安打、盗塁の個人タイトルを獲得。フェニックス2年目の今季は走攻守で存在感を示しました。
  • 外野手:横山晴人
    シーズン中盤から「2番・レフト」をガッチリと確保。シーズン終盤には安打を量産しました。
    「こういう形で2年間学んできたこと、教えてもらってきたことを形にできたっていうのはすごく嬉しく思います。来年、九州アジアリーグそしてフェニックスの応援よろしくお願いします」
  • 指名打者:和希
    打線の核として、シーズンを通して4番に座りました。和希選手らしさが存分に表れたシーズンでした。

荒巻千尋投手、ノーヒットノーランで特別賞受賞!

8月15日の対火の国サラマンダーズ戦でノーヒットノーランを達成した荒巻千尋投手特別賞を受賞しました。

「今シーズンを振り返って、チームが優勝できたこと、グランドチャンピオンシップの舞台に立てたことが嬉しかったです。すごく良いシーズンになりました。今回受賞した最多勝利のタイトルは1年目からずっと目標にしてたことだったんで、受賞できて嬉しかったです」と荒巻投手は語りました。


次の目標は独立リーグ日本一

チーム創設3シーズン目でリーグ優勝を果たした北九州下関フェニックス。全国の独立リーグの優勝チームが集う「グランドチャンピオン」では惜しくも初戦で敗れてしましましたが、他のリーグと実力に差がないところをアピールできました。

次なる目標「独立リーグ日本一」に向け、フェニックスは前に進みます。