【北九州下関フェニックス 2-2 大分B-リングス(2024年4月6日) 別大興産スタジアム】
4月6日に別大興産スタジアム(大分市)で行われた北九州下関フェニックスと大分B-リングスの一戦は、5回降雨コールドゲームのため2-2の引き分けとなりました。
韓国出身の新入団選手ヤン・ジェムンが初のスタメン出場で躍動しました。
昨年11月に行われた独自トライアウトに合格してフェニックスに入団したヤンは、19歳ながら187cm125kgと立派な体格の持ち主。同じ左打ちの村上宗隆(東京ヤクルト)を目標にする長距離バッターです。首脳陣からの期待も大きく、オープン戦でもスタメン起用が目立ちました。この日は「8番・指名打者」で、リーグ戦で初めてスタメンに名を連ねます。
注目の第一打席、ヤンのバットが火を噴きます。
1-0とフェニックスのリードで迎えた2回、四球の宮本貴章を漁野海人が送り、一死一、二塁のチャンスで打席にヤンが入ります。ヤンは大分の先発・猿渡の初球をレフト前にはじき返して宮本を迎え入れ、フェニックスが2-0とリードを広げます。
ヤンの注目の第二打席は惜しくもセカンドフライに終わりましたが、モタ(現火の国)の抜けた穴を補って余りある選手に育つのではないか、そう思わせる第一打席でした。
試合は5回終了後に雨脚が強くなり降雨コールドゲームに。2-2の引き分けに終わりました。フェニックスの先発・川﨑大輝は、悪天候の中5回を投げ被安打8ながら2失点と粘りの投球を披露。ローテーションの中心として次戦にも期待がかかります。
※記事内の写真は全て北九州下関フェニックス提供
北九州 11000 │2
大 分 01010 │2
●バッテリー
【北九州】川﨑ー宮本
【大 分】猿渡ー久保田