ギラヴァンツ北九州が「2024シーズン新体制発表会」 チームスローガンは「ひとつに」 今季目標はプレーオフ圏内の6位以内

1月13日(土)、北九州国際会議場でギラヴァンツ北九州が『2024シーズン新体制発表会』を開催しました。会場には事前の抽選に当選したファンやサポーターが多く詰めかけ、捲土重来を期すギラヴァンツ北九州の新たな船出を見守りました。

今シーズンを「J2復帰に向けて基盤を作る年」と位置付けるギラヴァンツ北九州。今季のチームスローガン「ひとつに ーこの北九州(まち)とともにー」を発表しました。

「これはチームが一つになり、フロントも一つになり、さらにはフロントとチームが一体感を持って取り組むことで、1+1が2ではなく、3になり、4になるようクラブとして力を発揮したいという思いを込めている」と話したのは、株式会社ギラヴァンツ北九州の石田真一代表取締役。クラブが一つになることで、ファンやサポーター、周囲のコミュニティ、そしてこの北九州という街が一つになるような大きな流れに繋がることを目指しているとのことです。

株式会社ギラヴァンツ北九州 石田真一代表取締役
今季のチームスローガン「ひとつに ーこの北九州(まち)とともにー」

続けて、今季から就任の池西希スポーツダイレクターが強化指針を説明。今季の目標として、J3プレーオフ圏内となる「6位以内」を掲げました。

池西SDは、最も大切にしたい考え方として「選手、監督、コーチングスタッフ、サポートスタッフ、強化、フロント=事業部、ファン、サポーター、地域の皆様、クラブに関わるあらゆる人々が皆、『対等』であるということ」「役割、責任に違いはあるが、それぞれがリスペクトされるべきであり、尊重しあうこと」を挙げ、周囲の方々との関係性の構築を誓いました。また、ギラヴァンツが目指すフットボールや今季の選手編成について図入りで説明するなど、チーム方針を丁寧に伝えました。

池西希スポーツダイレクター
池西SDが最も大切にしたい考え方

増本浩平新監督は「このような大役を任せていただき嬉しく思う。今シーズンも昨シーズンと同じ順位で終わることがないとは言い切れないので、そうならないように日々全力で前進できるよう努力していきたい。ゼロからのスタートなので、プレースタイルなどこれから構築しなければならないことがたくさんある。シーズン開幕はすぐそこに迫っているので、そこまでの間に本当に選手たちとコミュニケーションを取りながら、いいチームを作っていきたい」と力強く述べると、場内で拍手が起こりました。

増本浩平新監督

またこの日、2024シーズンのユニフォームを発表。デザインコンセプトは『絆・一体感・歴史』とのことです。

北九州市の旧5市(小倉・門司・戸畑・若松・八幡)を5本の赤い線で表現し、左胸のギラヴァンツのエンブレムにかかることで、街との絆・一体感を示しています。旧5市が持つそれぞれの歴史と思いを背負って、ホームタウン北九州を代表して戦います。
また、ユニフォームブランド「umbro」の創設100周年オリジナル柄を使用しています。

ギラヴァンツ北九州公式サイトより引用
ギラヴァンツ北九州の2024年シーズン新ユニフォーム。左からFP(ホーム)、FP(アウェイ)、GK(ホーム)、GK(アウェイ)

会の最後は、ギラヴァンツ在籍6年目を迎える田中悠也選手が挨拶。今シーズンに期待の持てる新体制発表会でした。

力強くあいさつした田中悠也選手

開幕戦は2月23日(金・祝)、24日(土)、25日(日)のいずれかに、SC相模原との対戦が行われることが決定しており、開催日、キックオフ時刻等は1月23日(火)に発表されます。

ギラヴァンツ北九州情報