北九州下関フェニックス 選手インタビュー 武蔵(渡邊 武蔵)選手

武蔵選手プロフィール

守備位置:捕手

生年月日:1995年4月24日

身長:180cm

体重:87kg
右投げ右打ち


福岡県北九州市出身
九州国際大学付属高校ー沖コンピュータ教育学院ー信濃グランセローズー埼玉武蔵ヒートベアーズー大分B-リングス


昨年のインタビュー記事はこちら

ーー2022年のシーズンを振り返ってみていかがでしたか?

独立リーグで6年目のシーズンでしたが、野球ってこんなに楽しいんだなと久々に感じた1年でした。レギュラー陣で出てる選手たちより出場試合数は少なかったのですが、それでも楽しく1年間やれました。
一つ一つのプレーをミスを恐れずにやれたというのが一番大きいかなと思います。僕は配球などで考え込むことが多いのですが、ピッチャー陣が良かったこともあり、ひとりで背負いこまずに済みました。

ーー印象に残ってる試合やプレーがあれば教えてください

8月23日の大分戦(筑豊緑地)で、5打数5安打2本塁打7打点の成績を残したのが一番印象に残っています。第1打席で簡単に2つストライクを取られ、タイミングも全く合っていませんでした。結果的にヒットを打ったんですが、今日はあまり良くないかなと思っていたんです。そうしたら次の打席から2打席連続ホームランで(笑)。この日はしっくりこないけど打てばヒットになっちゃう、という感じでした。

ーー守備で印象に残っている試合はありますか?

翌日の大分戦で、豊村(直大投手)が8回3分の1を投げて無失点のピッチングを続けていました。最後に打たれてしまい降板したのですが、あの試合はキャッチャーとして貢献できたと思います。

ーーこの日は西岡監督と一塁でハイタッチしてアウトになったというプレーもありました

ホームランだと思ってハイタッチしたらフェンス直撃で慌てて走り出しました。あのプレーは野球人としてはダメなんですけど、あの出来事を楽しめるというのが、西岡監督が作ったチームの雰囲気だと思います。

ーー武蔵選手が打席に入る前のルーティンは独特ですよね

肩回しは僕が憧れていた小久保裕紀さんがネクストバッターズサークルでやっていたのを真似していたら癖になりました。その他にも、これをやっておかないと、これやったら打てるなっていうのをちょっとずつ増やしていったら今みたいになりました(笑)新入団の選手にもルーティンがあるかないか注目してみてください。

ーーシーズンオフはどのように過ごしていましたか?

ユニクロさんでアルバイトしつつトレーニングをしていました。余った時間はゲームをして過ごしていました。

ーー武蔵選手はインスタでゲームの話が多いですよね

ゲームが大好きで、携帯ゲームだったりプレイステーション、Switchなど何でもやります。

ーートレーニングはどんな内容ですか?

ランニングやウエイトトレーニングがメインで、あとは体幹トレーニングや腹筋をしていました

ーー昨年からメンバーが大きく変わりましたがチームの雰囲気はいかがでしょうか?

道さん(中村道大郎選手)が昨年同様盛り上げてくれているのでとてもいい雰囲気だと思います。

野手は僕のことを名前で呼んで気さくに話しかけてくれます。態度には出していませんが内心とても喜んでいます(笑)
ピッチャーとはまだ一緒に練習する機会も多くないので(インタビュー日時点)、僕の方から話しかけていきたいと思います。先輩だからと遠慮せずにガンガン来てもらいたいですね。キャンプぐらいからコミュニケーションもしっかりと取れると思います。

ーー今シーズンの意気込みをお聞かせください

出た試合では勝利に貢献して、それを積み重ねて優勝を目指します。勝利に貢献する=誰かが活躍してているということなので、その「誰か」の中に入りたいですね。あとは、去年以上に楽しい野球をして、ファンの皆さんにその楽しさをお見せしたいです。

ーーリーグ優勝してチャンピオンシップに出たいですよね

昨年、チャンピオンシップの試合を見に行ったのですが、フェニックスは全然劣っていないと思いました。日本一を狙えるチームだと思っています。

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