2020年6月6日(土)、リバーウォーク北九州14Fに歴史を映し出す地図の博物館「ゼンリンミュージアム」がオープンします。
「ゼンリンミュージアム」は2019年11月15日(金)に閉館した「ゼンリン地図の資料館」の後継施設で、ゼンリンが収蔵する西洋古版日本地図コレクションの中から厳選した地図と史料120点あまりが展示されています。
元々は4月にオープン予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴ってオープンが延期されていました。
フロアガイド
館内は、第一章:16~19世紀「世界の中の日本」、第二章:19世紀「伊能図の出現と近代日本」、第三章:17~20世紀「名所図会・観光案内図・鳥瞰図の世界」に分かれています。休憩スペース「Ligare」も用意されています。
ゼンリンミュージアムフォトギャラリー
第一章:16~19世紀「世界の中の日本」
ここからは写真のみでお楽しみください。写真をみるだけで、いろいろな世界を想像できますよ。
第二章:19世紀「伊能図の出現と近代日本」
第三章:17~20世紀「名所図会・観光案内図・鳥瞰図の世界」
休憩スペース「Ligare」
こちらは休憩スペース「Ligare」。コーヒーと地元北九州のお菓子を楽しむことができます。
窓側の席からは海も見えますね。写真右側の本棚には地図に関連する書籍が置いてありますが、当分は閲覧不可(新型コロナウイルス感染症を防ぐため)とのこと。残念。
ユキモンのアイスクリームや辻利茶舗の抹茶プリンなどおなじみのスイーツが。
そして目玉は、佐世保玉屋名物・ラビアンローズのサンドイッチ。
佐世保市民のソウルフードとも呼ばれるラビアンローズのサンドイッチは、日曜日限定の販売となるようです。見逃せませんね。(写真はサンプルです)
「ゼンリンミュージアム」に展示されている地図などが全て収録された図録も販売しています。これはたまらないアイテム。
こちらは厳選図録。
地図に関するグッズも販売中。リバーウォーク1Fの「Map Design GALLERY(マップデザインギャラリー)」でも購入可能です。
ゼンリンミュージアムから見える小倉の街並み
ゼンリンミュージアム館内の南北の窓からは、小倉都市部の街並みを見ることができます。
こちらは南側。小倉城、小倉城庭園、北九州市立図書館などが見えます。天気がよければ皿倉山もはっきりと見えることでしょう。
こちらは北側。紫川や日本製鉄の工場など。向こう側は下関ですね。
ゼンリンミュージアムの楽しみ方
展示された地図を見ながら館内をぶらりと歩くのもいいですが、疑問に思ったことがあったらぜひ近くのスタッフの方(キュレーター)に尋ねてみてください。キュレーターの方は地図の楽しさを知ってもらうために研修を重ねているとのこと。きっと、どんな疑問にも答えてくれるでしょう。
当分は、新型コロナウイルス感染症の問題もあり、キュレーターの方からお客さんに話しかけることはないそうです。ただ、こちらから話しかける分には全然問題ないとのことなので、積極的に話しかけて、疑問を解消しましょう!!
現在、北九州市は新型コロナウイルス感染症の患者さんの増加により、さまざまな企業や店舗が活動を控えている状態。ゼンリンさんもこの時期にオープンしていいものか悩まれたそうです。
しかし、新型コロナウイルス対策を万全に施した上で、予定通りのオープンに。
今後は近隣の観光スポットとの連携など、北九州への観光客を増やす施策に取り組んでいきたいとのことでした。
北九州市に、新たな観光スポットの誕生です!!
ゼンリンミュージアム 詳細情報
住所
北九州市小倉北区室町1-1-1 リバーウォーク北九州14階
アクセス
JR小倉駅から徒歩約10分
営業時間
10:00~17:00(最終入館は16:30)
休館日
月曜日(祝日の場合は翌平日)、その他施設休館日
電話番号
093-482-3510