【#タカギ北九州ウォーターウェーブ】鹿野愛音3安打完封で今季初勝利 ルーキー長江乃愛が初本塁打(2024年4月22日)

完封勝利の鹿野愛音

女子ソフトボール・JDリーグに参戦中のタカギ北九州ウォーターウェーブは、19日から今季初の北九州ラウンドに臨んだ。22日に行われた東海理化戦では投打が噛み合い快勝。今季チーム成績を2勝2敗とした。

【タカギ北九州ウォーターウェーブ 5-0 東海理化チェリーブロッサムズ(2024年4月22日) 北九州市民球場】

19日のSGH戦に0-2で敗れた後、20日は雨天ノーゲーム、21日は雨天のため試合前に中止が決定と、天候に悩まされたタカギ北九州ウォーターウェーブ。予備日の22日に行われた試合では、エースの完封やルーキーの初本塁打で東海理化を圧倒した。

先制したのはタカギ北九州。3回、二死満塁のチャンスを作ると7番・工藤真依が走者一掃の二塁打を放ち3-0とリード。入団2年目の工藤は、これが公式戦初安打初打点となった。

先制打を放った工藤真依

5回に兼平真咲、樋口菜美の連続二塁打で1点を追加すると、6回には代打のルーキー・長江乃愛がレフトオーバーの本塁打を放ち勝負を決定づけた。

初本塁打のルーキー・長江乃愛

先発を務めたのは、エース・鹿野愛音。ノーゲームとなった20日の東海理化戦では制球が安定せずに立ち上がりを攻められたが、この日は力強い速球を捕手の乙津向茄秋のミットに投げ込み、東海理化打線を寄せ付けなかった。7回を投げて被安打3、無失点の完封勝利。今季10勝を目標とするエース左腕が見事に初勝利を挙げた。

打線では、主砲・樋口が存在感を見せた、第一打席は一死一、三塁のチャンスで敬遠気味の四球を選び、第二打席は一死二塁で申告敬遠と勝負を避けられたものの、第三打席では無死二塁から二塁打を放ち4番の役割を果たした。守備でも好プレーを見せ、ベテランが攻守でナインを引っ張っている。また、安打こそ出なかったが、細野摩なの粘り強い打席も印象的だった。

主砲・樋口は守備でも存在感を発揮
粘りが目立った細野摩な

東海理化 0000000 │0
タカギ  003011X │5

●バッテリー

【タカギ】 鹿野愛音 – 乙津向茄秋、長江乃愛

[本塁打]長江乃愛1号(タ)