【北九州下関フェニックス5-1大分B-リングス(2023年8月4日) 北九州市民球場】
逆転優勝に向け負けられないフェニックス。4回に中村道大郎の2点タイムリーで先制すると、5回に平間のタイムリー二塁打と大河の犠牲フライ、6回には平間の犠牲フライで着実に加点した。先発・タバーレスは9回を投げ11安打をしたものの要所を締める投球で1点しか許さずに4勝目を挙げた。
この試合のポイント
- タバーレスが今季2度目の完投勝利で4勝目
- スタメン復帰の中村道大郎が先制2点タイムリー
- 四球の影響をものともせず宇土が2安打3盗塁
1日のサラマンダーズ戦に急遽登板したタバーレス(#99)でしたが、ローテーション通りの先発となりました。
初回に新太郎選手に四球を出し一死二塁のピンチを迎えましたが、後続を断ち無失点に。6回以降は1イニングに安打を2本許す厳しい状況が続きましたが、バックの好守にも助けられ得点を許しません。
好投のタバーレスを好調キープのフェニックス打線が援護します。
4回、この日スタメンに復帰した中村 道大郎(#1)選手の2点タイムリーで先制点を挙げると、5回には好調・平間 隼人(#0)のタイムリーツーベースと大河(#23)の犠牲フライで2点を追加します。さらに6回、平間の犠牲フライで1点を追加。着実に得点を重ねます。
タバーレスは完封目前の9回に1点を失いましたが、冷静な投球でそれ以上の反撃を許さず、今季4勝目を挙げました。この日のタバーレスは、最終回に145キロをマークするなど終盤まで球威が衰えなかったことが好投の要因のひとつといえるでしょう。
今日は初回に死球を受けた宇土 憲伸郎(#6)選手が、死球の影響をものともせずに3安打2盗塁の大活躍。しかし試合後に四球を受けた位置を見せてもらうと腫れがありました。また、久しぶりにスタメンに名を連ねた横山 晴人(#24)がマルチ安打で期待に応えました。
ブルペンでは先日入団が発表された森永 一世(#41)が投球練習を重ねており、この3連戦での登板も期待できそうです。
この日のゲームで首位・火の国サラマンダーズも勝利したため、ゲーム差は4.5と変わらず。フェニックスにとっては負けられない戦いが続きますが、チームの雰囲気を見る限りでは逆転優勝も夢ではないのではないでしょうか。
大分B-リングス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 |
北九州下関フェニックス | 0 | 0 | 0 | 2 | 2 | 1 | 0 | 0 | X | 5 |
【バッテリー】タバーレスー田中
【本塁打】
次の試合:8月5日(土) 対大分B-リングス(北九州市民球場) 14時プレイボール