
2025年8月6日(水)から、北九州モノレール全13駅で短編小説「イキモノ」の無料配布が始まります。各駅ごとに異なる1,000文字ほどの短編小説が用意されており、全13編を集めると、企救丘から小倉へモノレールで移動する親子の物語が完成します。
物語の舞台は、モノレールの車内。普段見過ごしてしまうような日常の一場面に、小さな気づきや記憶のかけらが差し込まれています。通勤・通学の途中や、何気ない移動の合間に手に取り、物語を一駅ずつ拾い集めるような体験ができる企画です。
執筆を手がけたのは、北九州の劇団「飛ぶ劇場」に所属し、自身の団体「大体2mm(だいたいにみり)」でも劇作を行う藤原達郎さん。モノレールに乗って感じたことや、自身の思い出を織り交ぜながらオリジナル小説を書き上げました。
企画したのは、北九州市を拠点に舞台芸術を活用した事業を展開する合同会社kitaya505。今年3月には、北九州高速鉄道と連携して「モノレール車窓デザインプロジェクト」を手がけ、好評を博しました。今回も、通勤通学等でモノレールを利用する方々にとって、モノレールでの移動がほんの少し楽しくなるようにと考えて企画したといいます。
配布は、各駅に設置されたチラシラックにて実施。予定枚数に達し次第終了となります。夏の一日、北九州モノレールを巡って、物語を拾い集める“移動型読書体験”に出かけてみてはいかがでしょうか。
タイトル:モノレール小説「イキモノ」
配布開始:2025年8月6日(水)〜 ※予定枚数に達し次第終了
場所:北九州モノレール各駅の設置のチラシラック設置
料金:無料 ※モノレール乗車には別途運賃が必要