活動報告「みんなで小倉昭和館へ映画を観に行こう」(北九州市立大学同窓会・小倉支部)

北九州市立大学同窓会・小倉支部の安田と申します。先日私たちは同窓会で集まって、復活した昭和館へ映画を観に行こう!という企画をしました。

今回ありがたくキタキュースタイルさんにイベントの記録を載せていただけることになりました。よろしければ、どうぞお暇な時にお読みください。

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【活動報告】
企画名「みんなで小倉昭和館へ映画を観に行こう」
2024年2月23日(金・祝)
9時30分。劇場前へ集合し記念品の配布と記念写真撮影後、通常営業の昭和館で映画を鑑賞しました。
昭和館は入場料1500円で映画2本立て。
そこを同窓会の補助で料金を半額にしています。(在学生は無料招待)
北九州市内5支部(小倉、門司、戸畑、若松、八幡)合同企画です。

小倉昭和館は北九州に現存する唯一の単館系映画館です。
しかし2022年の旦過市場の火災に遭い営業停止。映画界、地元、クラウドファンディングの支援を受け2023年12月営業を再開しました。
80年以上の歴史がある小倉の貴重な文化施。その応援を主目的としています。

当日は32名参加。5支部合同企画のため北九州全域から集まりました。
参加者の中には、この機会がないと決して昭和館へ行かなかったという方、何十年ぶりの映画館という方もいました。

32名の内、北九大の現役学生が6名参加しました。
自主映画制作が主活動のサークル「ロマンダム」のメンバーである現役生は偶然、参加者に映画研究会のOBがいて世代を超えた映画談義を行う場面もありました。
他にも文芸研究会のメンバーも参加し上映後、昭和館支配人と歓談を行い今後の自分たちの活動についてアドバイスをいただいていました。
なおロマンダムのメンバーは今後、自分たちで昭和館の宣伝動画を制作したいと語っています。

昭和館の長い歴史の中では、北九大生が
館内を利用しイベントを開催したりアルバイトをしています。つまり、ともに小倉の街を生き、思い出を作る場所であります。昭和館復活の記録は、書籍化されておりその表紙の写真は今回参加した同窓生が撮影しています。機会があればぜひお読みください。
(書籍名「映画館を再生します」 本屋さんもしくは昭和館売店で販売中)

小倉の街を歩いたのも久しぶりという方もいました。本企画が改めて自分たちの「ふるさと」を想うきっかけになれたならば嬉しい限りです。

書籍「映画館を再生します」内に、昭和館は小倉の「場」であるという表現があります。私たちが今後激動の時代を楽しくしたたかに生きるためには、家庭でも職場でもない「第三の場所」を持つことが大事です。皆さんの第三の場所候補を提案するのも本企画コンセプトのひとつとしています。

記念品として以下の3点をお土産にしました。
・貼らないカイロ
・昭和館売店で販売の塩キャラメル
・本企画用に制作したオリジナル缶バッチ(we love 北九州)

交流会とは、人との出会いが目的ですが本企画は「昭和館へ行って映画を観る」という目的です。そのついでの「思いがけない出会い」が皆さんにあればと考えました。それはひとでもあり映画でもあり街でもあります。

2023年8月に行った「猛暑のビジネスマン交流会」は40代以下の若手向けの交流会でした。(こちらもキタキュースタイルさんに掲載いただきました)

ここでは小倉にあるコワーキングスペース「アトミカ北九州」を場所として、現代の新しい働き方を考える意図も含めました。が、どうしても積極的な方とそうでない方に分かれてしまい参加者全員の満足を保証することができないと痛感しました。

ただ今回は昭和館セレクト映画2本が参加者の方々にとって良い作品ならば大成功です。そして参加者の声を聞く限り2作品とも名作だったようです。昭和館セレクトですからね!

(ちなみに「せかいのおきく」と「ちょっと思い出しただけ」の2作品です。詳細は略します)

これからも、私たちのふるさと、北九州を楽しみながら思いがけない出会いがあるようなイベント企画していきます。

小倉支部のSNS(FB、インスタ、note)で詳細を公開し思い出を残す形にしていますので、もしよければご覧ください。

最後に、ご協力いただいた小倉昭和館様、ご参加いただいた同窓生の皆様、キタキュースタイルさん、ありがとうございました!