2024年パリパラリンピックへ!! 杭州2022アジアパラ競技大会金メダリスト・福田果音選手(小倉西高校2年)が北九州市役所を訪問 

2024年8月28日に開幕する「2024年パリパラリンピック」への出場が期待される、福田果音(ふくだかのん)選手(小倉西高校2年)が1月17日に北九州市役所を訪問。パリパラリンピックへの出場と、最も得意とする100m平泳ぎでのメダル獲得を目標に掲げました。

アジアパラ競技大会の金メダルを首にかけて談笑する福田果音選手と武内和久市長

福田選手はときわスイミングスクール曽根に所属。小学1年生の夏休みに、市内の障がい者スポーツセンターで行われていた末井教室に参加したことがきっかけで水泳を始めました。2022年ジャパンパラ水泳競技大会の100m平泳ぎ(SB8クラス)でアジア新記録を樹立すると、翌2023年10 月に中国で開催された「杭州 2022 アジアパラ競技大会」の100m平泳ぎ(SB8クラス)で優勝。同年 7 月にイギリスで開催された「マンチェスター2023WPS 世界選手権」の 100m平泳ぎ(SB8クラス)で6 位入賞を果たすなど、躍進ぶりが目覚ましい若手水泳選手です。

福田果音選手

自らの強みを「技術的に手の掻きが強い、足のキックが強いというところはないんですが、ボディーポジション(水面からの自分の体の位置)が他の選手と比べて高く、水の抵抗を減らして泳ぐことができるので、他の選手よりもスムーズに進める泳ぎができているのかなと思っています」と話す福田選手。練習をつらいと感じたときも「直近の一番大きな試合で良いタイムを出して自分が喜んでいる姿を想像するように心がけています。一つ一つの練習は苦しくても、勝つために必要だと思うと楽しく練習できます」と力強く話しました。

福田果音選手には「必勝ていたん」が贈られました

武内和久市長は「福田選手の頑張りは北九州市民にも希望や勇気を与えてくれます。パリパラリンピックでの活躍に向け、市民全体で期待を高めて応援していきたいと思いますので、ぜひこれからも頑張ってください。さらなる活躍を期待しています」と激励しました。

左から大石仁人北九州市議会議員、奥田恭弘監督、福田選手、武内市長