北九州市でストラップ型の「ヘルプマーク」配布開始

2020年5月7日(木)より、北九州市でストラップ型の「ヘルプマーク」の配布が開始されます。

これまで北九州市では、ネックストラップに入れて使用する紙製の「ヘルプカード」のみが配布されておりましたが、ストラップ付きで携帯しやすい「ヘルプマーク」の導入で、さらに効果の向上が期待されます。

ヘルプマークとは

ヘルプマークは、義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、または妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としていることが外見からは分からない方々が、周囲の方に配慮を必要としていることを知らせることで、援助を得やすくなるよう、東京都が作成したマークです。

ヘルプマークの対象となる病気等

義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、妊娠初期の方、精神疾患・知的障害をお持ちの方で、援助や配慮を必要としている方全てが対象となります。

配布対象者

北九州市にお住まいの方で、聴覚障害、視覚障害、内部障害などを含む身体障害や知的障害、精神障害、発達障害、難病の方、妊娠初期の方や認知症の方など、外見から分からなくても援助や配慮を必要としている方

ヘルプマークの入手方法

専用フォーム、ならびに郵送・FAXでの申請となります。

※2020年5月7日現在、窓口での配布は行っておりません。

詳しくは北九州市ホームページにてご確認ください。

ヘルプマークを身に着けた方を見かけたら

電車・バスの中で、席をお譲りください。
外見では健康に見えても、疲れやすかったり、つり革につかまり続けるなどの同じ姿勢を保つことが困難な方がいます。 また、外見からは分からないため、優先席に座っていると不審な目で見られ、ストレスを受けることがあります。

駅や商業施設等で、声をかけるなどの配慮をお願いします。
交通機関の事故等、突発的な出来事に対して臨機応変に対応することが困難な方や、立ち上がる、歩く、階段の昇降などの動作が困難な方がいます。

災害時は、安全に避難するための支援をお願いします。
視覚障害者や聴覚障害者等の状況把握が難しい方、肢体不自由者等の自力での迅速な避難が困難な方がいます。

(出典:東京都福祉保健局

街中や公共交通機関など生活の様々な場所で、周囲からの配慮を必要としている方がいます。
ヘルプマークを身につけた方を見かけた場合は、電車内で席をゆずる、困っているようであれば声をかける等、思いやりのある行動をお願いします。

さいごに

筆者自身もヘルプマークを所有しています。

私がヘルプマークを持っている理由、ヘルプマークに対して思うことを、フリー素材サイト「ぱくたそ」さんにまとめていただいています。(2017年の記事)