
ギラヴァンツ北九州は13日、ホームのミクニワールドスタジアム北九州(北九州市小倉北区)でザスパ群馬と対戦し、1-0で勝利した。前半に奪った先制点を最後まで守り抜き、4試合ぶりの白星を挙げた。入場者数は3,489人。
ホームでの勝利は、6月14日の沼津戦以来。通算成績は11勝4分け12敗となり、勝ち点を37に伸ばした。
試合は開始直後から動いた。前半5分、左サイドからの星広太のパスを受けた髙橋大悟がペナルティエリアの外から左足を振りぬき、北九州が先制に成功した。

先制点を奪ったあとも、坪郷来紀や高昇辰が積極的にゴール前へ顔を出し、何度も追加点のチャンスを作ったものの、相手GKの好守に阻まれ、追加点を奪うことはできなかった。

後半に入ると、北九州は守備に回る時間が増えていった。それでもGK田中悠也を中心に守備陣が集中を切らさず、体を張ったプレーで相手の攻撃をはね返した。相手のシュートを枠内2本に抑え、ゴールを割らせなかった。
終盤は途中出場の岡野や木實が守備への切り替えを速めることで試合を締めた。この日の北九州はシュート数17本と積極的に攻め込んだものの、得点は1点にとどまった。しかし、最後まで集中した守りを見せ、ホームで貴重な勝ち点3を手にした。
次節は9月21日、アウェーの東大阪市花園ラグビー場でFC大阪と対戦する。