ブルーエゴナク『変身』——カフカの名作を舞台で再解釈する話題作

北九州・京都・東京の三拠点を拠点に活動する劇団ブルーエゴナクが、フランツ・カフカの不条理小説『変身』を舞台化。
2024年6月に岩手県宮古市で高校生向けに初演された本作が、2025年3月に北九州公演として再演される。

原作:フランツ・カフカ(翻訳:高橋義孝)
構成・演出:穴迫信一
出演:小関鈴音、望月綾乃(ロロ)、青木裕基

ブルーエゴナク

北九州、京都、東京の三都市を拠点に、普遍的かつ革新的な演劇作品の創作をコンセプトに活動。リリックを組み込んだ戯曲と、音楽的な要素を用いた演出手法を元に〈個人のささやかさ〉に焦点を当てながら世界の在り方を見いだそうとする作風が特徴。これまで拠点地域の他に岩手、岡、兵庫、香川、熊本、宮崎などでも公演を実施。また、枝光本町商店街、旦過市場、北九州モノレールの車内など劇場以外でのロケーションを生かした上演も多数。代表の穴迫が2012年より北九州芸術劇場「北九州の記憶」事業にて劇作家として参加。20年度より公益財団法人セゾン文化財団セゾン・フェローΙ。22年度よりTHEATRE E9 KYOTO 第3期アソシエイトアーティスト。

あらすじ

ある朝、グレーゴルが目を覚ますと巨大な虫になっていた。
仕事に行けなくなり、家族との関係もぎくしゃくし始める。

最初は彼を助けようとする家族も、次第に恐怖や嫌悪を抱くようになり、やがて暴力的に排除しようとする。
母は怯え、父は力で追い払い、妹も世話をあきらめてしまう。

孤独の中で追い詰められたグレーゴルは、静かに命を落とす。
彼がいなくなった後、家族はまるで何事もなかったかのように新しい生活へと歩み出す。

カフカの名作が、「異質なものへの恐れ」「排除の論理」を鋭く浮かび上がらせる舞台作品として甦る。

北九州公演スケジュール

会場
J:COM北九州芸術劇場 小劇場
(福岡県北九州市小倉北区室町1丁目1-1-11)

公演日程

3月7日(金)19:00 開演

3月8日(土)14:00 開演

3月9日(日)14:00 開演

※ 開場は開演の30分前、受付開始は40分前
※ 未就学児の入場は不可

チケット料金(全席自由席)

一般前売:3,500円(当日 4,000円)
U30前売(30歳以下):2,500円(当日 3,000円)
U22前売(22歳以下):1,500円(当日 2,000円)
高校生以下:一律 1,000円

パートナーズチケット:15,000円(teket限定販売)
特典付きの特別チケット

特典1.本公演の当日パンフレットに「ブルーエゴナクパートナーズ」としてお名前を掲載

特典2.2028年度までのブルーエゴナクの公演に2枚まで無料招待(本人以外でも利用可)

特典3.『変身』初演Ver.(2024年6月宮古市民文化会館)の映像データを期間限定で視聴可能

託児サービスあり(有料・定員あり・要予約)
予約:093-562-2655(公演初日の7日前まで受付)

車椅子での来場を希望する方は事前にご連絡ください
問い合わせ先:egonaku@gmail.com(制作部)

チケット購入方法

teket(事前精算)
チケット購入はこちら

CoRich!舞台芸術(当日精算)
チケット予約ページ

北九州芸術劇場

オンラインhttps://q-geki.jp/

窓口:リバーウォーク北九州5階 Q-station内(平日11:00-18:00/土日祝10:00-18:00)

電話予約:093-562-8435(12:00-17:00/土日祝を除く)

響ホール 事務室(9:00-17:00)

スタッフ

舞台監督:脇内圭介(株式会社エフジーエス)
舞台美術:岩本三玲
照明:礒部友紀子(有限会社SAM)
音響:塚本浩平(有限会社九州音響システム)
衣装:岡藤隆広
宣伝美術:岸本昌也
制作:ブルーエゴナク
協力:ロロ
主催・企画・製作:ブルーエゴナク
助成:公益財団法人セゾン文化財団
提携:北九州芸術劇場


チケットは現在販売中。お早めにご予約を。

詳細・予約はこちら → ブルーエゴナク公式サイト:https://buru-egonaku.com/