2023年7月2日(日)に北九州メディアドームで、北九州市をホームタウンとするプロフットサルチーム、ボルクバレット北九州対Y.S.C.C.横浜の試合が行われました。
プロフットサルリーグ・Fリーグの最上位カテゴリ「ディビジョン1」に所属するボルクバレット北九州。今シーズンのここまでの成績は、1勝4敗と12チーム中11位とやや苦戦しています。一方Y.S.C.C.横浜は3勝1敗1分けの4位。ボルクバレット北九州にとっては、ひとつでも上の順位を目指すために負けられない一戦です。
試合は北九州・ジュニーニョの先制ゴールで幕を開けました。しかし直後に横浜に得点を許し1-1に。さらに10分、14分にもゴールを決められ1-3で前半を終了します。
後半開始直後に1-4とされた北九州ですが、ここから反撃に出ます。
33分、田村 龍太郎のゴールで再度2点差に詰め寄ると、その後も追加点を狙い積極的にシュートを放ちます。試合終盤には「パワープレー」(数的優位を作り出すためにゴールキーパーが攻め上がるプレー)を何度となく選択。貪欲に勝利を目指すプレーに対し、会場に詰め掛けた1000人弱の観客からの歓声が一段と大きくなりました。
あと一歩攻めきれずに、結果として連続失点を喫しますが、試合終了間際には今季新入団のパカットがゴールを決め3-6に。北九州が最後に意地を見せました。
ボルクバレット北九州は、北九州メディアドームでの初めての試合を勝利で飾ることはできませんでしたが、最後まで勝負をあきらめない選手たちに、会場からは惜しみない拍手が送られました。
試合後は選手たちによるお見送りなどが行われました。選手たちにサインや写真を求めるファンの方も多く、チームが地域に溶け込んでいることがよく分かる光景でした。
これまで、ボルクバレット北九州のホームゲームは主に北九州市立総合体育館(八幡東区)で行われてきましたが、今シーズンより北九州メディアドームを併用。この日の試合を含め5試合が行われます。
競輪のバンク(1周400メートル)の内側にコートが設置されました。このスペースはイベント等で使われることも多いため、ご利用になったことがある方も多いのではないでしょうか。
座席のどこからでも試合が見やすいのが大きな特徴です。選手たちの息遣いまで聞こえてきそうな距離です。
収納式の座席であるため、座席での飲食ができないが少し残念ですが、観戦環境としてはかなり良いのではないでしょうか。
会場外にはキッチンカーなども多数出ており、北九州メディアドーム初の公式戦は試合前後も含め大いに盛り上がりました。
ボルクバレット北九州、今シーズンのホームゲームは残り6試合、日時と会場は下記の通りです。
チケットは、前売り券が一般1,500円、18歳~22歳は1,000円と非常にお求めやすい価格です。高校・中学・小学生はなんと500円!!ワンコインでプロのプレーを体感することができます。
迫力のあるプレーが魅力のフットサルをあなたも観戦してみませんか?
試合開始 | 相手チーム | 会場 | |
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7月25日(火) | 19:00 | バルドラール浦安 | 北九州市立総合体育館 |
9月3日(日) | 13:00 | しながわシティ | 北九州メディアドーム |
9月10日(日) | 14:00 | フウガドールすみだ | 北九州メディアドーム |
10月14日(土) | 14:00 | 湘南ベルマーレ | 北九州市立総合体育館 |
10月29日(日) | 14:00 | バサジィ大分 | 北九州メディアドーム |
11月12日(日) | 14:00 | シュライカー大阪 | 北九州メディアドーム |