ATOMatch〜世界体操・世界新体操応援プロジェクト 活動報告レポート

2021年11月23日(火・祝)から28日(日)までの6日間、イオンモール八幡東(八幡東区)にて、2021世界体操・新体操選手権北九州大会「ありがとう!北九州」展が開催されました。

最終日の28日には、小倉駅前のコワーキングスペース・ATOMicaが主催する、「ATOMatch〜世界体操・世界新体操応援プロジェクト〜」の活動報告会が行われ、プロジェクトに参加した学生による成果発表が行われました。

ATOMatch(アトマッチ)とは
コワーキングスペース・ATOMicaが提供するインターンシップコミュニティ。地元企業と学生がコラボレーションし、長期間に渡って共同プログラムに取り組みます。

ATOMatch〜世界体操・世界新体操応援プロジェクト〜 に参加したATOMatch生

ATOMatch〜世界体操・世界新体操応援プロジェクト〜では、「参加メンバー全員が世界大会のPR大使に!」をコンセプトとして

  • 「北九州市の美しさ」を再定義し、ポスター製作を行う。
  •  無関心層・関心層の背中を押す施策を考え、実践する。

をゴールに10名の学生が3カ月間活動。

当日参加できなかった北九州市立大学1年の大津胡桃(おおつくるみ)さんを含む10名に話を伺いました。

参加したATOMatch生のコメント

【MVP獲得】北九州市立大学 1年 大津 胡桃(おおつくるみ)さん

私は高校生まで、何かと理由をつけて自分から何かに挑戦するということをしていませんでした。
大学では色んなことに挑戦しよう…と心に決めたときに出会ったプロジェクトがこの「ATOMatch」でした。
ポスター制作はもちろんのこと、プロジェクトの企画から実行に至るまでの全てのことが初体験でしたが手探りで自分なりにがんばりました。
また、活動の中でつまづいたときには周りの優しいメンバーが支えてくれ、助け合うことの大切さを身をもって感じました。
世界体操・新体操という大きなイベントに関わることが出来たことは私の大きな自信になりました!
ここで培ったことをこれからもさまざまな場面で活かして行こうと思います。 ※当日は欠席

【準MVP】西南女学院大学 3年 塚本 真由(つかもとまゆ)さん

私は「積極性」を学びました。元々積極的に活動したり発言したりするほうではなかったのですが、今回の活動でメンバーのみんなの積極的な発言や行動に圧倒され、私もそうなりたいと思いました。今回得た「積極性」を、今後の生活にも活かしていきたいと思います。

西南女学院大学 3年 本田 蒼依(ほんだあおい)さん

20年間北九州に住んでいて、今まで街を見て何かを考えることはなかったのですが、今回の活動で北九州の美しい部分を見つけることで、新たな視点を得ることができたと思います。昭和館さんが昔からの思いを受けついでいる場所であることを知ったのは良い経験でした。苦手意識を持っていた言葉遣いも、ポスターの取材のアポ取りでなどできちんとした言葉遣いが身についたかなと思っています。

西南女学院大学 3年 新谷 飛香(しんたにあすか)さん

大人数でひとつの目標に向かうことの難しさを感じました。意見の食い違いもありましたが、話し合いを重ねることと自分の意見をしっかり伝えることで一つにまとまることができました。思ったことを全て吐き出し、どんな小さなことでも全員の意見を聞いてから判断することを徹底したのが功を奏したと思います。この先社会人生活の中を送る中でも、話し合いを重ねることを大切にしたいと思います。

西南女学院大学 3年 築後谷 果奈(ちくごたにかな)さん

今回の活動を通して「責任感」や「最後までやり遂げる力」を身につけられました。ポスターの制作のとき、ある出来事があってスケジュールが遅れ気味になったのですが、周りのみんなが頑張っている姿を見て、自分も責任をもって最後までやり遂げなければならないと感じました。今後の学生生活や就活、社会人生活でも、責任感を持ち、積極的に主体性を持って行動したいと思います。

北九州市立大学 3年 小坂 真穂(こさかまほ)さん

「初めの一歩を踏み出す大切さ」を学びました。このような活動にはレベルの高い人が集まっているんじゃないかと思ってこれまで参加してきませんでしたが、就活をするにあたってプラスになることがあるんじゃないかと思って勇気を振り絞って参加しました。初めて会った人たちとのチーム活動は、メンバーの個性が強くて、調整するのが少し大変でしたが多くの学びを得られました。

北九州市立大学 3年 小林 秀太朗(こばやししゅうたろう)さん

歴史がある北九州の街や人を取材して、この地で暮らす人の思いなどを取材できたのはいい経験になりました。昭和館さんで伺った「あえて今手間のかかる作品を上映することに意味がある」という話が特に印象的でした。今後の学生生活では「北九州でしかできないこと」をもっと意識しながら活動の幅を広げていきたいと考えています。

北九州市立大学 3年 上米良 萌(かんめらもえ)さん

自分たちがやりたいと思ったことを最後までやり遂げる難しさを学びました。高校生のときと違って先生が助けてくれるわけではないので、自分たちが決めたことは自分たちだけで進めていかなければならないと改めて感じました。私はリーダーをしたり、人に指示を出したりするのが苦手なのですが、必要に迫られてやらなきゃいけなかったので少し大変でした。

九州医療スポーツ専門学校 3年 井上 裕崇(いのうえひろたか)さん

課題を解決することはもちろん、過程も同様に大事であることを学びました。市民と選手をつなぐためのメッセージカードを集めたのですが、あえて“ひとりひとりに声をかける”という効率が悪い方法を採ることで得られたものがあったと感じています。北九州の人の優しさ、温かさのおかげで、3日間で集める予定だったメッセージカードを1日で集められました。

大分大学4年 太田 圭祐(おおたけいすけ)さん

工場夜景の写真を使ってポスターを作ろうと考えていたのですが、僕の説明不足で撮影を断られたんです。再度、メールで企画内容を丁寧に説明したところ理解をしてもらえ、相手に「納得」してもらうことの大切さを学びました。結局、工場夜景の写真は使えずに、市が提供しているフリー素材を使ってポスターを作ったのですが、それが思いのほかピタッとはまって面白かったです。

 

活動報告会を終え、ATOMicaの「ATOMatch〜世界体操・世界新体操応援プロジェクト〜」担当の小田﨑唯さんは「ここまでよくやり遂げてくれました。本当にみんな成長しましたね!これからもATOMicaを頼ってください!」と笑顔で語ってくれました。発表中のATOMatch生に向けられた小田﨑さんの温かい眼差しも印象的でした。

ATOMatch3期生を募集中

2022年も「ATOMatch」は実施されます。現在ATOMatch3期生を募集中!!
出会いと学びの多い場ですので、興味のある学生さんはぜひご参加ください!

ATOMatchお申し込みフォーム

活動を報告するATOMatch生の写真

活動を報告するATOMach生

活動を報告するATOMach生

活動を報告するATOMach生

2021世界体操・新体操選手権北九州大会「ありがとう!北九州」展写真

2021世界体操・新体操選手権北九州大会「ありがとう!北九州」展では、今回の世界体操・世界新体操にまつわるアイテムが多数展示されていました。

大会メダル。使用済みパソコンなどから抽出した再資源を利用。リボンは小倉織。

女子新体操で使われるボール。参加選手のサイン入りでした

各国選手団からの寄せ書き。大会でのもてなしは選手たちにも好評だったとのこと

取材協力:株式会社ATOMica

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