北九州市若松区出身で、現在は東京でご活動中の宮脇祐介さんからのご寄稿です。
「北九州好き」の宮脇さんが、ギラヴァンツ北九州のJ3優勝にあたり思いを綴ってくれました。
北九州で採用された会社の人事課長から「1週間東京で研修楽しんでこい」と言われて上京。
あれから次の春で30年が経過する。
長い研修である。
始めの15年くらいはもう東京で、会社で認められようと必死だったが、40歳の声を聞く頃から望郷の思いがちらついてくる。
九州出身のバンドを集めて「豚骨ロック」なるイベントを南青山レッドシューズで定期開催したり、北九州関係人口会議に加入してKitaQ フェス in Tokyoでイベントをやったり、リトルフクオカという会合に北九州ゆかりの賞品を集めたり。
仕事では高倉健の追悼特別展を北九州市立美術館別館で行ったり。
今秋は若松のワタリセ ファーム&ワイナリーの新酒を取り寄せたり。
どれだけ北九州好きなのかと職場でも家族でも呆れられる程である。
そんな北九州好きに新たなる行事が加わった。
ギラヴァンツ北九州の関東近県の試合を見に行くと言う活動。
自称ブラヴァンツ。
若松高校の先輩の玉井行人社長や社員の洞くんと知り合いになった事をきっかけに。
サッカーはよくわからないけど、ただの地元好きな者として、サッカーを観るならばこんな形がちょうど良い。
ギラギラ応援するのではなく、ブラブラとスタジアムに行く。
そして、「北九州」という言葉のシャワーを浴びるゆるサッカー旅紀行。
スタジアム近くの美味いラーメン屋を探し、腹を満たしてスタジアム・イン。
もちろん試合を堪能して。
仲間がいれば飲みに行き、いなければ食べログをググり夕食を取って家路につく。
そんなゆる応援。
今季はニッパツ、味フィ西、ギオン、藤枝と4カ所を巡礼。
KitaQフェス in TokyoではPVにも。
来る来季はJ2昇格。
関東近県の試合が倍以上になる。
これからも仲間を誘って、1人でもブラヴァンツの旅を楽しもう。
そう、一泊もありかなあ。
思いおこせば、玉井社長がまだ西日本新聞社の北九州支社長のころ、高倉健のイベントの打ち上げで初めてお会いした。
今年は味フィ西で再会。
聞けば玉井金五郎の血を引くと言う。
同じ若松出身、実はそんな川筋気質に本当は魅せられているのかも知れない。
ギラヴァンツ北九州 J3優勝記念エッセイ
キタキュースタイルでは、ギラヴァンツ北九州のJ3制覇、J2昇格に関するエッセイを募集しています。
【書式】自由(文字数はおおむね800文字~3,000文字)
【原稿締切日】12月19日(木)
【原稿料】ありません
【その他】ペンネーム、ハンドルネームOK。
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