北九州市出身のナリシゲ@キタキュースタイル(@nari_104)です。 この記事では、「百万ドルの夜景」と呼ばれる夜景を誇る皿倉山の見どころを紹介いたします。(訪問日:2017年5月18日)
皿倉山へはタクシーかバスの利用がおすすめ
皿倉山の見どころといえばやはり「100万ドルの夜景」!
夏には山頂広場でビアガーデンを開催!「100万ドルの夜景」を見ながらビールが飲める!
皿倉山とは
「新日本三大夜景」のうちのひとつ「皿倉山(さらくらやま)」は北九州市八幡東区にあります。山頂のパノラマ展望台から見渡せる夜景は、夜景愛好家らから「新日本三大夜景」の一つに選定され、北九州市は「100万ドルの夜景」と銘打っています。
ちなみに、読みは「さらくらやま」。一部「さらくらさん」表記のところもありますが、子どものころから「さらくらやま」としか呼んだことがありません。
皿倉山へのアクセス
皿倉山は複数の登山ルートが整備されています。
歩いて登る方は上記サイトをご覧ください。
ここでは、最寄り駅のJR八幡駅から、途中ケーブルカー・スロープカーを使って皿倉山の山頂に向かうルートをご紹介いたします。
最寄り駅はJR鹿児島本線・八幡駅
皿倉山の最寄り駅はJR鹿児島本線の八幡駅(やはたえき)です。小倉駅から快速で約15分、各駅停車で約19分で到着します。(運賃:280円)
駅を出ますと目の前にタクシー乗り場があります。平日はここから迷わずタクシーに乗りましょう。運転手さんに「ケーブルカー山麓駅(さんろくえき)まで」と伝えると、5分程度でケーブルカー山麓駅に到着します。私がタクシーを利用した時は、初乗り運賃の670円でケーブルカー山麓駅まで行くことができました。
土曜・日曜・祝日は写真の奥にあるバス乗り場から、ケーブルカー山麓駅までの無料シャトルバスが運行されています。所要時間は約15分ですが、1時間に2本の運行ですのでご注意ください。
その他、西鉄バス(福岡のバス会社)と徒歩の組み合わせでもケーブルカー山麓駅まで行くことが出来ますが、バスが1時間に1本しか運行されていませんのでおすすめできません。
八幡駅からケーブルカー山麓駅までのルートをgoogleマップで調べると「1.7km、27分」と表示されます。一見歩けそうですが、やめておいた方が良いです。皿倉“山”というくらいですから、行きはずっと登り坂です。疲れるだけです。
ケーブルカー山麓駅
こちらがケーブルカー山麓駅。
中に入ると、ケーブルカーとスロープカーの券売機があります。
ケーブルカーとスロープカーを使って山頂まで行く場合は、ケーブルカー・スロープカーの往復通し券(黄色のボタン)を買いましょう。1人1200円。ケーブルカー降車後、歩いて山頂を目指す場合はケーブルカーのみの往復券(ピンク色のボタン)を。
こちらが改札。ケーブルカーの運行は1時間当たり2本~3本です。
ケーブルカー・はるか号です。もう1台、青い車両のかなた号があります。これに乗り、まずは山上駅に向かいます。(約7分)
ケーブルカーは単線ですが途中でもう1台とすれ違うポイントがあります。(動画の2:00すぎ)
山上駅に着いたら、こちらのスロープカーに乗り換えます。約3分で皿倉山山頂に着きます。
皿倉山の見どころ
山頂からの風景です。
北九州市の副都心(とかつて呼ばれていた)黒崎方面を撮影。写真の中心よりやや左が黒崎駅です。中央右にある球場は桃園球場(ももぞのきゅうじょう)といって、高校野球も行われる大きな球場です。洞海湾の向こう側は若松区。
上の写真よりやや東を撮影。右奥の赤い橋が、若松と戸畑を結ぶ若戸大橋です。左側からせり出ている部分にあるのが、新日鐵や豊田合成の工場。洞海湾の向こうは若松区です。右下のほうに小さく見えるオレンジのロケット状の物体のあたりがスペースワールド。
さらに東に向いて撮影。北九州市戸畑区の方向です。左下にスペースワールド。海の向こうは山口県下関市です。
さらに東を向くと小倉市街が見えます。(写真撮影漏れです)
このように、皿倉山の山頂からは北九州市が一望でき、非常に気持ちの良い場所です。
これが、夜景愛好家が「新日本三大夜景」の一つに選定し、北九州市が「100万ドルの夜景」と銘打った夜景です。2枚上の写真と同じ構図ですが、やはり夜景のほうが圧倒的に綺麗ですね。100万ドルとは随分大きく出たものだと思いますが、綺麗であることには違いないです。北九州市の夜景スポットでは(おそらく)No.1でしょう。
夏季には山頂の広場でビアガーデンが開かれているようです。「100万ドルの夜景」を見ながらのお酒はきっと美味しいはず。
土・日・祝日と夏休みなどの平日は21時台までケーブルカーが運行されています。観光客にも優しい。
皿倉山の山頂展望台の屋上(この風景が見られる場所)はあまり広くないです。夜景を見ることが出来る夜間はともかく、日中に来た場合は少し時間を持て余してしまうかもしれません。
まとめ
皿倉山へ行くなら徒歩よりタクシー、バス。昼より夜。冬より春、夏。ひとりも良いけどカップルならなお良し。