映画の誘致や映画イベントの運営を行う団体「九州シネマ・ポート」が、2023年12月に北九州で行われる国際映画祭「北九州国際映画祭」を応援しようと、北九州市で撮影された映画のロケ地を巡るツアーを開催しています。
第1回は6月16日(金)に若松区で実施。1954年に公開された映画「花と龍」にちなみ、若松南海岸通りや火野葦平旧居(河伯洞」などを見学しました。
第2回、第3回の開催予定は下記の通りです。
第2回 「あなたへ」門司港編 8月5日(土)9時30分~16時
高倉健主演のロードムービー。刑務所で働いていた倉島英二は、最愛の妻が遺した「故郷の海に散骨してほしい」という願いを叶えるためにキャンピングカーで妻の故郷・長崎へ。2013年の日本アカデミー賞では優秀作品賞、優秀監督賞、優秀脚本賞など12部門を受賞。この映画が高倉健の遺作となった。
ロケ地&周辺の観光施設の紹介
【あなたへ】
明治時代から大正時代にかけて建てられた洋館が立ち並ぶ門司区レトロ地区では、300人を超える市民エキストラとともに感動のシーンが撮影された。開門海峡をバックに海沿いの約100mを高倉健が一人で歩くシーンはまるで絵画のようだと語り継がれている
スケジュール
9:30~ 受付(集合場所・JR小倉駅新幹線口バス駐車場)
10:00 出発→国道199号線
→松永文庫(入場、映画「あなたへ」解説と資料紹介)
→(ロケ地)門司港海岸→JR門司港駅→昼食→ロケ弁→はね橋→レトロ展望室(入場)→栄町銀天街→(ロケ地)門司区役所(解説予定)→バスで帰路(199号線)
16:00 JR小倉駅新幹線口バス駐車場(解散)
*コースの順番は状況により変わることがあります
第3回 「図書館戦争」小倉編 10月22日(日)9時30分~16時
【図書館戦争】
ベストセラー作家・有川浩の代表作で、コミック化、アニメ化された人気シリーズ「図書館戦争」の実写映画版。国家によるメディアの検間が正当化された日本を舞台に、良書を守るため戦う自衛組織「図書隊」の若者たちの成長や恋を描くストーリーとなっている。
出演は岡田准一、榮倉奈々、田中圭ほか。
ロケ地&周辺の観光施設の紹介
建築家・磯崎新が設計した北九州市立中央図書館が、近未来を設定する「図書館戦争」のロケ地にふさわしいという理由で、本拠地として選ばれた。同図書館の近未来的な建築構造が、映画に緊迫感をもたらしている。北九州市立美術館本館は、小田原攻防戦の舞台として使われ、まさに戦場と化した。
9:30~ 受付(集合場所・JR小倉駅新幹線口バス駐車場)
10:00 出発
→(ロケ地)北九州市立美術館本館(映画「図書館戦争」(解説)→小倉城→昼食(ロケ弁、小倉城前広場)→松本清張記念館(入場)→平和のまちミュージアム→(ロケ地)市立中央図書館(解説予定)→勝山公園→旦過市場→バスで帰路
16:00 JR小倉駅新幹線口バス駐車場(解散)
*コースの順番は状況により変わることがあります