小倉駅ホームに立ち食いカレー「常盤橋咖喱」が8月1日オープン

小倉駅2番ホーム(3・4番のりば)に、立ち食いカレー専門店「小倉五街道 常盤橋咖喱(コクラゴカイドウ トキワバシカリィ)」が8月1日(金)にオープンしました。この場所に飲食店ができるのは約5年ぶりのことで、これにより小倉駅在来線ホーム全てに立ち食い飲食店が揃うことになりました。

五街道とは、:門司口と大里・門司を結ぶ「門司往還」、中津口と豊前国中津を結ぶ「中津街道」、香春口から田川郡香春、筑前国秋月を経て筑後国久留米に至る「秋月街道」、到津口から筑前国黒崎・木屋瀬を経て肥前国長崎に至る「長崎街道」、溜池口から筑前國戸畑・若松、博多・福岡を経て肥前国唐津に至る「唐津街道」

現在、1・2番のりばと7・8番のりばにうどん店、5・6番のりばにラーメン店があり、今回3・4番のりばにカレー店が加わったことで、うどん・ラーメン・カレーの3つの味が楽しめる「食のターミナル駅」が完成した形です。

「いってらっしゃい」「おかえりなさい」のコンセプト

店名の「常盤橋」は、小倉のシンボルであり九州各地へ延びる諸街道の起点・終点でもある場所から命名されました。新九協同株式会社代表取締役社長の濱田龍介さんは「小倉駅を利用される皆様に『いってらっしゃい』『おかえりなさい』と迎え入れる心をコンセプトにした」と語ります。単なる飲食店ではなく、小倉の玄関口としての役割を意識した店づくりが印象的です。

業界初「生カレー」の深い味わい

常盤橋コロッケ咖喱 オープン記念でなんと500円に

使用するのは、業界初の生カレー発祥店「瑠璃ズキッチン」のカレーソースです。牛骨ベースに様々な野菜をペースト状になるまで長時間煮込み、70度、90度の低温でじっくり調理することで深くまろやかな味を実現しています。

辛みはほとんどなく、果物・野菜・牛豚をメインにしたコク深い仕上がりです。実際に試食してみると、確かにまろやかで優しい味わいが印象的でした。朝から夜まで、幅広い年齢層に受け入れられる味です。

駅ホームならではの工夫とスピード

店内は8~10人が飲食できます

「電車をお待ちのお客様が早く食べられるように」と、とろみとまろみ、掬いやすさを出して辛さを控えめにルーを調整。理想は30秒以内での提供を目指しているとのことで、駅ホームという特殊な環境への配慮が随所に感じられます。

充実のメニューと手頃な価格

駅ホームでサクッとカレーを食べられるのはありがたいですね!

基本メニュー

・常盤橋咖喱:500円(税込)

・常盤橋コロッケ咖喱:650円(税込)

・常盤橋チーズ咖喱:650円(税込)

・常盤橋唐揚咖喱:700円(税込)

・常盤橋カツ咖喱:750円(税込)

トッピング

・コロッケ/チーズ:+150円(税込)

・唐揚:+200円(税込)

・カツ:+250円(税込)

オープニング記念で500円に

8月1日(金)~8月8日(金)の8日間、常盤橋コロッケ咖喱を通常650円のところ500円で提供中です。この機会に小倉の新名物を味わってみてはいかがでしょうか。

店舗情報

店舗名: 小倉五街道 常盤橋咖喱
営業時間: 8:00~21:00(ラストオーダー20:30)
所在地: 北九州市小倉北区浅野一丁目1番1号 小倉駅在来線2番ホーム(3・4番のりば)
※改札への入場には入場券、または乗車券類が必要です

小倉駅の新しい顔として、地域に根ざした温かいカレー店が誕生しました。通勤・通学の途中に、旅の思い出に、ぜひ一度立ち寄ってみてください。