世界で活躍する建築家・隈研吾さんと、小倉縞縞とのコラボレーションによる、小倉織の建築・インテリア向けテキスタイルブランド「KUMASHIMA」のPOP UPイベントが、5月15日(水)より小倉井筒屋本館1階にて行われています。
16日には同会場で、築城さんと武内和久北九州市長とのトークイベント「縞の彩、まちの彩」が開かれました。約20分間にわたり繰り広げられた二人の対話は、会場に集まった多くの市民や関係者を魅了しました。
会場にはトークイベント開催前から多くの人が集まっていました。武内市長は多くの来場者に感謝の意を表したあと、自身が使用する名刺入れに小倉織が使われていること、そして市職員の名刺のデザインにも小倉織の模様があしらわれていることを紹介し、国内外で名刺を渡すと良好な反応があることを話し、小倉織の魅力を強調しました。
築城さんは、小倉織の特長や歴史を話し、隈さんとのコラボレーションの経緯についても言及しました。
最後に、北九州市の新しいビジョンの柱のひとつである「彩りのあるまち」について触れました。築城さんは「小倉織に携わる身として『彩りのあるまち』というビジョンは、多彩な感じを街に込めてくださっていると感じ、とてもうれしく思います」と話しました。
武内市長は、「『彩りのあるまち』は私の言葉で言えば『らしさ』と『非日常』だと思っています。この街は、老若男女、障がいの有無を問わず、誰もが自分らしく生きることができる場所でありたいと思っています。日常の中に非日常の彩りを取り入れることで、人生に彩りが生まれ、街全体も彩りのあるものになります。皆さんと力を合わせて、生きる喜びや人生の意味、人と関わることのありがたさなどを感じられる街を作っていきたいと思います」と街づくりへの思いを語りました。
「KUMASHIMA」のPOP UPイベントは5月28日(火)まで小倉井筒屋本館1階にて行われます。
小倉 縞縞 https://shima-shima.jp/
KUMASHIMA https://kumashima.com/