ギラヴァンツ北九州 一旦は追いつくも松本山雅FCに1-2と惜敗 今季リーグ戦ホーム初敗戦 

4月26日(土)、ミクニワールドスタジアム北九州で行われた明治安田J3リーグ第1節。ギラヴァンツ北九州は松本山雅FCと対戦し、1-2で敗戦。今季リーグ戦では初めてのホーム敗戦となった。好天に恵まれ、ミクスタには4,627人のサポーターが来場し、選手たちに熱い声援を送った。

この試合では、長谷川光基、町田也真人、喜山康平の3名がリーグ戦初先発。新たな布陣で挑んだ北九州は、序盤から積極的なプレーを展開した。

リーグ戦初スタメン・町田也真人

前半、北九州は岡野凜平、町田らがゴール前へ迫る場面を作ったが、得点には至らず。守備では辻岡佑真らが体を張り、スコアレスで試合を折り返した。

後半に入ると試合が動く。9分、松本にセットプレーから先制点を許す。それでも北九州はすぐさま反撃。11分、樺山諒乃介がペナルティエリア内で左足を振り抜き、ゴール左下へ流し込んで同点に追いついた。

今季2ゴール目を挙げた樺山諒乃介

その後も牛之濱拓の投入などで攻撃に厚みを加える。37分にはその牛之濱がミドルシュートを放ったが、相手GKの好セーブに阻まれる。終盤も高い位置からボールを奪って勝ち越しを狙ったが、後半48分にシュートを許してリードを許した。

試合はそのまま1-2で終了。北九州は9本(枠内6本)のシュートを放ち、攻撃的な姿勢を貫いたものの、惜しくも勝点獲得には至らなかった。

試合後、増本浩平監督は悔しそうな表情で会見場に現れ、「最後の瞬間までいいゲームだったと思います」と振り返った。選手たちのミスを責めることなく、最後まで戦い抜いた姿勢を称える言葉が続いた。