キャンプの体験を通してもっと楽しい世の中にしたい（キャンプ女子株式会社・橋本華恋代表）

キャンジョさんのオフィスにはレンタルサービス用のキャンプ用品も並んでいます

キャンプの体験を通してもっと楽しい世の中にしたい

―キャンプのことを教えてください。キャンプを始めるときにはどんなことに気をつけたらいいですか？

キャンプ以外で使えるもの、例えば食器やいす、テーブルは最初に買いましょうというのがキャンジョのおすすめです。
でも、テントとタープは借りてくださいって言ってます。このふたつはキャンプに行くときにしか使わないんですよ。
レンタル品も充実しているキャンプ場だったら、両方とも借りられるところも多いと思います。

最初に使うテントで失敗することもあるんですよ。いざ建てようとしても建てられなかったりとか。2時間かけてもタープが建てられないなんて話もあります。
まずは購入する前に、レンタルからキャンプをスタートしてみてください。

ちなみに、キャンジョが提供しているレンタルサービス「福岡キャンプレンタル」は「初めてのキャンプはテントは買わない！」をコンセプトとしています。

―今後の事業展開について教えてください

世の中が新型コロナウイルスの問題などで、何を信じたらいいのか分からないという悩みを抱えている中、まだ友だちとも遊びづらいですよね。
でもキャンプだったら、外の空気を吸って解放感を味わえると思います。

いまはメーカーさんも頑張って、女性でも建てられるキャンプ道具などを開発しています。
また、お父さんと子どもとか、お母さんと子どもとか、今はいろんな形の家庭があると思うんですが、家庭の事情でキャンプを諦めていた人もいらっしゃいます。
一度あきらめた人にも一度キャンプを試してもらって、友だちとの時間や家族の思い出を皆に届けたいってのがあります。

まだまだキャンプってハードルが高いんだなと感じたことも最近ありました。
なので、キャンジョのレンタルサービスも商品を増やしていって、地元の企業さんなどと連携しながらキャンプの体験を届けることで、もっと楽しい世の中にしたいなと思っています。