2023年11月15日（水）に北九州市立総合体育館で、ボルクバレット北九州対シュライカー大阪の試合が行われました。
この日が今シーズンのホーム最終戦となるボルクバレット北九州。Fリーグ ディビジョン1で3位のシュライカー大阪を迎え撃ちます。今シーズン限りでの引退を発表した花嶋悠の雄姿が見られる最後の試合とあって、平日夜にも関わらず大勢のサポーターが会場に詰め掛けました。
試合前半は、“格上”シュライカー大阪を相手にボルクバレットがやや押し気味に展開。しかし得点を挙げるには至らず、0-0で前半を終えます。
ホーム最終戦の勝利に期待が高まる後半、均衡を破ったのは、地元サポーターの声援を背に受けたボルクバレットでした。25分、星野 祐作がゴールを決め先取点を奪います。その後、シュライカーは再三のパワープレーでボルクバレットのゴールを脅かしますが、守護神・伊名野 慎が何度となく好セーブを見せ、失点を許しません。
36分には相手パワープレーのスキを突き、この日ゲームキャプテンを務めた浦上 浩生がゴールを決め、2-0とリードを広げます。
そして試合終了間際には宮崎 岳がダメ押しとなる3点目を決め、試合の行方を決定づけました。
そして間もなく試合が終了。ボルクバレットがそのまま逃げ切り3-0で勝利しました。この日はGK・伊名野を中心に堅い守りでシュライカーを完封。ホーム最終戦で有終の美を飾りました。この日の勝利で順位が9位に上昇。
試合後のセレモニーで主将・安嶋 健至は「厳しい順位にありますが、今日見てもらった通りまだまだ伸びしろのあるチームです。残りの試合も期待してください」と今後の健闘を誓いました。
また、ホーム・北九州での最後の試合となった花嶋 悠は「今日は熱い応援ありがとうございました。北九州に来て4年、この街でたくさんの人に出会い、たくさんの愛をいただき、かけがえのない時間を過ごすことができました。フットサル選手なので、最後までプレーで感謝を伝えます」と感謝の気持ちを述べました。この日は試合中に相手選手と激突するシーンもありましたが、大事には至らなかったようです。
この日の試合をもって、ボルクバレット北九州の今シーズンのホームゲームがすべて終了しました。レギュラーシーズンは残すところあと2試合、その後行われるファイナルシーズンで5試合が行われます。ディビジョン1残留に向け、負けられない戦いが続きます。
