北九州市出身のナリシゲ@キタキュースタイル(@nari_104)です。 この記事では、今や外国からの観光客も多く訪れる「門司港レトロ」のおすすめ観光スポットを紹介いたします。(訪問日:2017年5月19日、20日/7月11日/9月4日)
門司港レトロ、一番のおすすめは九州鉄道記念館。ブルーウイングもじ(はね橋)の開閉も必見!
夜の門司港レトロは展望室からの眺めが絶景!
名物「焼きカレー」、まず一度お試しください!
門司港レトロ
門司港レトロとは、JR鹿児島本線門司港駅周辺にある、外国貿易で栄えた時代の建造物と、大正レトロ調に整備したホテル・商業施設などで構成される観光スポットです。1995年(平成7年)3月にグランドオープン。
門司港レトロの主な建築物/観光スポット
JR門司港駅
鉄道駅として初の国の重要文化財に指定された門司港駅舎は、復原(「現存する建物について、創建以後に手を加えられた部分を原型に復す」の意)のため工事中です。2019年に全ての工事が完了予定。
北九州市旧門司三井倶楽部
門司港駅を出て少し歩くとまず目に入ってくるのがこちらの建物「旧門司三井倶楽部」です。1921年(大正10年)に三井物産門司支店の社交クラブとして建築された建物で、翌年にはアインシュタインが宿泊したとのこと。その部屋は「アインシュタインメモリアルルーム」として再現されています。
1階にはレストラン「三井倶楽部」と門司港観光案内所があります。
九州鉄道記念館
本館(下の写真)が国の登録有形文化財に登録されています。
本館は2階建て。入ってすぐのところに明治時代の客車が展示されています。奥には実際の運転を疑似体験できる運転シミュレータ、実際に動く鉄道模型があります。売店では特急のヘッドマークやJR九州内各駅の駅看板を模ったキーホルダーなどのアクセサリーを販売。充実した品揃えなので、売店を見るだけでも十分に楽しめます。2階にはSLのナンバープレートやブルートレインのヘッドマークなどが展示されています。
外にある車両展示場にはSLや電気機関車、電車等が展示されています。また、ミニ鉄道公園では1回300円で列車の運転体験ができます。
九州鉄道記念館営業時間
9:00~17:00
「九州鉄道記念館」は鉄道が大好きな人でなくても十分に楽しめる、門司港エリア一押しのスポットです。展示しているブルートレイン好きの人はヘッドマークを見て昔を懐かしんでください。九州にお住まいの方でしたら、駅看板のキーホルダーをお土産に是非!
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門司港レトロ観光列車・トロッコ「潮風号」
「潮風号」は門司港レトロエリアにある九州鉄道記念館駅と関門海峡めかり駅を片道10分で結ぶ、観光トロッコ列車です。
門司港レトロ観光列車・トロッコ「潮風号」営業時間
3月中旬~11月下旬の土曜日・日曜日・祝日及びゴールデンウイーク、春休み、夏休み期間の毎日運行
日本一短い路線を、日本一遅い列車が走ります。乗車時間はわずか10分程度ですが、車窓からの風景も良いですし一度は乗っておいて損はないと思います。お子様連れならなおさら!
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大正六年(1917年)に建てられた大阪商船門司支店を修復した建物で、国の登録有形文化財に登録されています。1階は北九州市出身の漫画家・わたせせいぞうのギャラリーと門司港を中心とした地域作家の作品ブランド商品を販売している「門司港デザインハウス」があります。2階は貸しホールとなっています。
北九州市旧大阪商船営業時間
9:00~17:00
いわゆる「レトロ」な建物です。それ以上でも以下でもありません。わたせせいぞう氏は「ハートカクテル」でお馴染みの漫画家さんです。特定の年代の方にとっては懐かしく感じることでしょう。
北九州市旧門司税関
明治45年(1912年)に建設。平成六年に北九州市が復元し現在のデザインとなりました。1階には喫茶店や休憩室、常設の門司税関広報展示室があり、2階は関門海峡や門司港レトロを一望できる展望室となっています。
反対から見たところ。
中はこのような作りになっています(2階より撮影)
展望室から撮影。関門橋を見ることができます。眺めは悪くないのですが、やはりもう少し高さが欲しいところ。
こちらはブルーウイングもじ(はね橋)の方向。天気が良ければ最高の眺めですね。ただやはりもう少し高さが欲しい。
北九州市旧門司税関営業時間
9:00~17:00
こちらも「レトロな建物」。2階に展望室がありますが、関門海峡を見渡すなら↓の海峡ドラマシップ4階からのほうが遥かに良い景色です。
関門海峡ミュージアム(海峡ドラマシップ)
平成15年(2003年)に開館。テーマを「海峡」、コンセプトを「海峡のドラマ館(人・歴史・ロマン)」としたミュージアムです。「海峡アトリウム」「海峡歴史回廊」「海峡レトロ通り」などで構成。
4階の展望室からの眺め。下関方面がよく見えます。
屋上からは関門橋がしっかりと見えます。天気が良ければ最高の眺めとなるでしょう!
1階の海峡レトロ通り。大正時代の街並みを再現しています。
こちらは当時の映画のポスター(再現)。
関門海峡ミュージアム(海峡ドラマシップ)営業時間
9:00~17:00(最終入館は16:30)
※レストランはおおむね21:30まで
写真右の丸い建物を、くるくると回りながら上階へと昇っていきます。関門海峡の歴史を音と光と映像で紹介してくれるのですが、興味がないと少し退屈かもしれません。ただ、4階と屋上からの眺めは絶景。関門海峡を一望することができ、下関にある「海峡ゆめタワー」もはっきりと見えます。(2枚上の写真の真ん中に見えるのが「海峡ゆめタワー」です。
ブルーウイングもじ
全国で唯一の歩行者専用の跳ね橋(船が通る時だけ上げ、高さのある船も通れる橋)です。10時から16時まで1時間おき(12時を除く)に橋が上がります。
橋の開閉をボーっと見てるだけでも面白いです。開閉にかかる時間がそれぞれ約5分と長くないのも好感。カップルで渡ると幸せになると言われているので、カップルの方々は是非。2017年5月に撮影した動画を下に載せています。
門司港レトロ展望室
日本を代表する建築家・黒川紀章氏が設計した高層マンション「レトロハイマート」の31階にあるのが門司港レトロ展望室。高さ103mからの眺めは以下の写真の通りです。(写真はガラス越しに撮影したものです)
しかし、ここからの眺めを最大限に楽しむには昼より夜のほうが良いですね。
夜景はこちら。
(出典:Walkerplus 夜景時間)
門司港レトロ展望室は22時まで営業しています。夜景を楽しめる分、昼より夜に行くことをおすすめします。門司港レトロの他の建物もライトアップされていますので非常に綺麗です。
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イタリアの建築家アルド・ロッシによる海辺のデザイナーズホテルです。
公式サイト
海峡プラザ
門司港レトロでお土産を買うなら、ここ海峡プラザで。
門司港と言えば「バナナのたたき売り」発祥の地。そのバナナにちなんだお土産がたくさん並んでいます。
何故か博多土産まで。
おすすめは平塚明太子。あの石原裕次郎もこよなく愛したという北九州名物の明太子です。
海峡プラザの営業時間
物販:10:00~20:00
飲食:20:00~22:00
門司港名物焼きカレー
門司港の名物といえば「焼きカレー」。門司港駅などで配布されている「焼きカレーMAP」によりますと門司港にある24店舗で焼きカレーを食べることができます。シーフードが入った焼きカレーや、ナンとセットになった焼きカレーなどお店ごとに特徴のある商品を提供しています。「焼きカレー」の“のぼり”が立っているお店へGO!!。
写真は門司港の人気店・ベアーフルーツ (BEAR FRUITS)のスーパー焼きカレーです。行列のできるこのお店の焼きカレーは並んででも食べる価値あり!!
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[clink url=”https://kitaq.style/2017/10/24/bear-fruits/”]門司港までのアクセス
最寄り駅
JR鹿児島本線・門司港駅(小倉駅から各駅停車で3駅・約13分で到着)
※改札(1ヶ所)を出て右へ進むと門司港レトロ方面です。