タカギ北九州、地元で悔しい完封負け 明日は必勝を期す(5月10日)

JDリーグ2025 第4節|タカギ北九州ウォーターウェーブ 0-10 ホンダリヴェルタ
(2025年5月10日/福岡トヨタ的場池スタジアム)

2025年5月10日、福岡トヨタ的場池スタジアムで行われたタカギ北九州ウォーターウェーブのホーム開幕戦は、ホンダリヴェルタに0対10で敗れる厳しい結果となった。

タカギ北九州の先発、ブルック・ヨネズは初回からホンダ打線につかまり、流れを渡してしまう展開に。中盤には立て直しを見せたものの、試合の流れを完全に引き戻すには至らなかった。7回は上村紗輝がマウンドを引き継いだが、ホンダの勢いを止めることはできなかった。

タカギ北九州の先発、ブルック・ヨネズ

攻撃では、タカギ北九州は3回の細見真由のセンター前ヒット1本にとどまり、ホンダの3投手(フォード、松下、カーダ)の継投の前に二塁を踏むことができず、得点の糸口を見いだせないまま完封負けを喫した。

この日唯一のヒットを放った細見真由

試合後、今季から指揮を執る洲鎌夏子監督は次のように語った。


洲鎌 夏子監督 試合後コメント

今季から指揮を執る洲鎌夏子監督

――まず、今日の試合を振り返っていただけますか。
なかなか自分たちのリズムでできなかった試合かな、というふうに思います。

――今日の敗因はどのあたりにあるとお考えですか。
ヒットが1本しか出ていないので、やはり対応力や、バッティングでの工夫ができなかったかなと思います。

――先発のブルック・ヨネズ投手については。
立ち上がりが少し悪くて、そこで相手に流れを持っていかれたかなと思います。最初から自分のリズムで投げられなかったところは本人としても反省すべきところかなと思います。

――今季初のホーム戦ということで、特別な思いもあったのでは。
会社の方々をはじめ、たくさんの方が応援に来てくださいました。日頃からメンバーのこともすごくサポートしてくださっているので、「今日は絶対に勝って恩返ししよう」と、みんなで気持ちを一つにして臨んだ試合でした。でもこういう結果になってしまい、申し訳ない気持ちです。まだ1試合残っていますので、明日は勝って恩返しできたらと思っています。

――球場の雰囲気はいかがでしたか。
すごく良かったです。本当にたくさんの方が応援してくださって、力になりました。あとはもう、本当に選手が1人1人、泥臭くプレーするだけかなと思います。

――明日の試合へ向けて意気込みを。
明日は今季無敗の戸田中央が相手です。勝って勢いづきたいと思います。


地元・北九州でのホーム開幕戦を白星で飾ることはできなかったが、チームは翌日の戸田中央メディックス埼玉戦に向けて巻き返しを誓う。