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【コラム】J3最下位のギラヴァンツ北九州に思うこと

ナリシゲ(@nari_104)です。今日はギラヴァンツ北九州の話。

この記事を書いている時点で、ギラヴァンツ北九州のJ3での順位は17チーム中17位。つまり最下位です。

J1に上がるための準備としてスタジアムを整備したのに、どうしてこうなった。

「ミクスタには満足。でもギラヴァンツの試合には興味がない」

北九州市立大の南博先生が3月にインターネットを通じて実施した、ミクスタ(ミクニワールドスタジアム北九州)に関する市民アンケート(18歳以上の市民1062人が回答)に関する記事から引用します。

 来場者に満足度を尋ねたところ「満足」「やや満足」と回答した人が計62・6%。一方「不満」「やや不満」が計10・6%。「どちらとも言えない」は26・8%だった。一方、来場経験のない人に「行ったことがない理由」を質問したところ「行きたいイベントや試合がない」が39・5%と最多。以下「行きたくない、関心がない」が27%、「イベントや試合に関する情報が得られない」が14%などだった。

 また、ミクスタが本拠地のサッカーJ3・ギラヴァンツ北九州のホーム試合の観戦意向は「ぜひしたい」は8・3%。「きっかけがあればしたい」が33・3%、「今のところそのつもりはない」が58・4%と半数を超えた。

(出典:毎日新聞

 ミクスタでギラヴァンツの試合を観戦したいかどうか質問したところ、「観戦するつもりはない」は58・4%(620人)に上った。理由としては「サッカーに関心がない」が57・4%で最多。チームが「弱いと思うから」は19・4%、「J3に関心がない」は17・4%だった。

(出典:西日本新聞

まとめるとこうなります。

  • 6割以上の人がミクスタに満足している
  • 約6割の人がギラヴァンツの試合を見に行くつもりがない

非常に残酷な結果です。北九州市民は厳しい。

「勝つことが最大のファンサービス」なのか

「勝つことが最大のファンサービス」とかつて中日ドラゴンズを率いていた落合元監督は言いました。

「最大」かどうかは分かりませんが、応援するチームの負け試合を好んで見たい人などいないであろうことを考えると、「勝つことがファンサービスのひとつ」であることには違いないでしょう。少なくとも、J3というJリーグの中で一番下のカテゴリにおいては。

テレビでよく見聞きするチームを相手にしているならともかく、「あまり名前を聞いたことないチーム」「若手中心のチーム」との戦いで負けが込んで最下位、という結果で北九州市民がギラヴァンツに興味を示すようになるとは到底思えません。

「サッカーに関心がない」人は呼べない?

上記アンケートの結果で、ギラヴァンツの試合を観戦するつもりはないと答えた方の理由に「サッカーに関心がない」というのがありますが、別にサッカーそのものに興味を持ってもらう必要はないと思うんです。サッカーそのものではなく「ギラヴァンツ北九州という地元のスポーツチームを応援すること」に興味を持ってもらえばいいんですから。福岡ドームで応援しているホークスファン、あれは全員「野球が好きでホークスファンになった」というわけではないですよね。地元のチームだから、ドームに行ってみたいから、というきっかけの人もいるはず。

だからといって、“知らないもの”に興味を持てというのは無理な話なので、まずチームが市民との接点を増やしていくべきだと思うんですよね。私は帰省したときにギラヴァンツの情報を意識して探すようにしていますが、正直さほど多くないです。

例えば、(ミクスタに近い)小倉駅近くでギラヴァンツ北九州の情報(結果や次回の試合)を知ろうと思っても、どこに行けばいいか分からない人が多いのではないでしょうか。(答え:小倉エキナカひまわりプラザ)←他にあったら教えてください。

北九州モノレールの各駅にギラヴァンツ北九州の広告が出ていてそこには試合日程が書かれているんですが、ただ貼っているだけなんですよね。試合結果を後から追加できるような作りにすればいいのに。

あと、私は車に乗らないので分からないのですが、普段車を使って移動している人がギラヴァンツの情報に触れる場所はあるのでしょうか。

チームを知ってもらうきっかけをもっと増やせばいいのに、と思うのは私だけでしょうか。

まとめ

ギラヴァンツ北九州に必要なのは、早めに最下位、そしてJ3から脱出して「弱い」というイメージを払しょくすることと、情報発信をもっと増やして市民の関心を引くこと。まずはこの2点ではないでしょうか。